2016.02/19 [Fri]
二度目にしても、、、
Apfelkuchen アップルクーヘン
リンゴをついつい大量に求めてしまい、その消費を試みて作ったのが、以前一度焼いたことのあるドイツのお菓子 アップルクーヘン。
リンゴの美味しさをそのまま活かし、甘すぎず美味しかったのを覚えているのですが、作るのに苦労したのも覚えています。
簡単な工程なものほど、大変だったりするのですよね。
使ったレシピは以前同様に、、、、
もう天国に行かれてしまった飯田深雪さんのレシピです。
とても古典的な西洋菓子をたくさんのお写真と共に紹介してくれているレシピ本なのですが、このアップルクーヘンに関して言えば、、、
手順が細かくなく、、、とレシピのせいにするのは良くないのですが、でもやはり苦労しました。
次回は分量を変えた方が良いかもしれません。(今回もそうすべきでしたが、前回焼いたのがなんと7年前と随分前だったので、「大変だった」という記憶しか残っておらず、どう大変だったのか思い出せなかったのでした。)
こちらが前回焼いた時の写真です。
前回の方が上手に焼けています、、、、。
一体この7年で、何を学んでいたのでしょう、、、。
情けないです、、。
ということで、アップルクーヘンですが、、、
今回はピンクレディという品種のリンゴを使いました。
このリンゴはこのお菓子にとてもあっていましたよ♪
酸味、甘味のバランスが良かったぁ。
ラム酒も良いお仕事をしてくれています♪
と、良いこともあったのですが、大変だったのです。
そして、お夕食のデザートに、哲に、、、
失敗ですが、はい、どうぞ♪
と出したのですが、、
え?何が失敗なの?
そうなんです、これだけ見れば良いのですが、きちんとして見えるのはこの1ピースだけ。
一番、綺麗な部分を選んでカットしたからなのです。
いんちきしましたぁ。
さて、お味の方はどうでしょう、、、。
リンゴが美味しく仕上がっているのは分かっているのですが、生地には全く期待しておらず、、
ん?あら?美味しいね。
うん!美味しいよ!
だから、何が失敗なの?
だから、この一切れだけが綺麗なの、、、、。
材料に「まずいもの」が入っていないので、「まずい」訳はないのですが、でもこの上下の生地はもっと柔らかいものをイメージしていましたので、失敗だと思ったのです。
作っている段階で、それは無理、、、、と諦め、半ば投げ出したのです。。
(作っている様子は宜しかったら下に続く Read More、、、をクリックしてご覧になってくださいね♪)
そして失敗の神様を一度は恨んだのです。(←クリック)
リンゴの量がちょっと少なかったですね。
前回はもっとたくさん入っていました。
日本のリンゴはアメリカのリンゴよりもサイズが大きいので、レシピの分量よりも1.5倍の個数で作ったのですが、それでも足りなかったようです。
小さな時からリンゴのお菓子が大好きでした。と、言っても小さな頃はアップルパイしか知りませんでしたが、誰かのお誕生日にケーキを買ってくると大抵アップルパイを取っていましたね♪
あの頃、温かいアップルパイにアイスクリームと言う組み合わせを知っていたら、、と悔やまれます。
なので、このアップルクーヘン、大変と分かっていてもリンゴのお菓子が頂きたくてまた焼いてしまいそうです。
そして、作り終えてから以前焼いた時の記事を探し読み、、、
あああー!
この時だったのね!
あのボウルが、、、、、
壊れたのは!!
と、可笑しくなってしまいました♪
飯田深雪先生にコツをお伺いしたいです。
さぁ、キッチンで待機している残りのクーヘンをどうやって切りましょう、、。
どうやって、、、。
ランキングに参加しています!
応援頂けたら嬉しいです!
キッチンどったんばったん劇場っ♪
アップルクーヘンを焼こうと思い、時間があったので前日の夜に、、、
中身だけ仕込んで置くことにしました♪
哲が夜ご飯はいらないと言った夜だったので(←クリック)、時間が出来たのです♪
小さめのリンゴでしたが、10個、使いました。
シナモンとお砂糖で炒め煮、そして小麦粉を少量いれてまとめます。
火からおろしてバターと、、
レモン汁。
もうすでに良い香り~。
シナモンを発見した人はすごいですね!
お礼を言いたいです。
さて、次の日の朝、、、
もうすでに中身は出来ているので、、、、、
後は生地だけ、楽ちん楽ちん♪と始めたのですが、、
とんだ勘違いでした。
あぁ、どうして手で混ぜようと思ってしまったのでしょう。
飯田深雪さんの時代は、信頼できるものは「我が手」しかなかったのでしょうが、今はハンドミキサーもスタンディングミキサーもあります。
丁寧に作ろうと思ったこともあるのですが、ここでもう大後悔。
泡だて器にバターが入りこんでしまい、中に入った生地を落とそうとボウルに泡だて器をトントンと当てています。
ラム酒と卵を混ぜ合わせたものをバターとお砂糖をすり合わせたものに混ぜて行くのですが、、
混ざりません。
これが「大変」だったことなのね、、となんとなく思い出して来ました。
そして、ここでもボウルを手荒く使っていたのですが、これはボウルが危ない、、、と察知し、、
やっとハンドミキサー登場です。
ここだけが、前回と成長したところでした。
おそらく、このまま続けて、前回はボウルを破壊したのです、、、。
とほほ、、。
だから、今、クリーム色のお菓子用のボウルは2つしかないのですね、、、。
さて、ハンドミキサーを持ってしても、、、
分離。
ということで、強行突破!
先に進みます。
ぽろぽろの生地ですが、これが長方形に伸びるのでしょうか、、。
これが、、。
もちろん無理で、ベイキングシートの下に敷く部分の生地はベイキングシートの中に押し付けるようにし何とか成形。
そして、上部に乗せる生地は、頑張って頑張って伸ばしましたが、ぼろぼろです、、。
先に進み、リンゴを生地を敷いた天板の上に入れ、、
こんな状態です。
この上に、めん棒に巻き付けた生地を乗せて行くのですが、巻くことも不可能、にっちもさっちもいかず、、、、
う~~ う~~と唸りながら、何とか乗せて、
えいや!
と、投げやりにオーブンに放り込んだ次第です。
そして40分後。
焼けましたが、、
隅っこは、、、
この有様、、、、。
ランキングに参加しています!
応援頂けたら嬉しいです!
スポンサーサイト
生地が硬過ぎたんですか?
バターがもう少し柔らかかったら、大丈夫みたいですね?
でも、柔らかいバターは使わないのでしょうか?
いずれにしても、とっても美味しそうです!!!
こういうお菓子は、見かけは関係なく、美味しんですよね。想像してみて、じゅるり♪です。
私もピンクレディが好きです。あれは本当に美味しいと思います。酸味のバランスがいいし、硬いリンゴなので、煮崩れしませんよね。